漫画雑誌『Kiss』の10月号に掲載されていた『七つ屋志のぶの宝石匣(ほうせきばこ)』。今回はトルマリンをめぐって、姉妹と義理の嫁が遺産相続で揉めるというお話でした。
そこまでドロドロしたはなしではなく、二宮さんらしく笑いあり、涙ありでホッコリした気持ちで読めました。
そこで出てくる「トルマリン」。色によって価格が違うということが揉める原因になりました。実際はどうなのか、代表の三輪さんに聞いてみました。
青色のトルマリン「パライバトルマリン」は非常に高価
トルマリン自体はわりとよく採れる石なので、それほど高価な石ではありません。
しかし、青色の「パライバトルマリン」は別格。こちらはマンガに出てくるように、飛び抜けて高価です。
その理由はパライバトルマリンは、1989年に世界的に「ネオンブルー」が美しい宝石としてブレイク。名前もブラジルのパライバ州で見つかったことで、この名が付きました。
あまりにも世界的な人気に産出量が追いつかない状況だった時期もあったそうです。その後、パライバ州以外でも、リオ・グランデ州、ナイジェリア、モザンビークでも採掘されるようになりましたが、今でも良質な逸品の供給が不安定な状況。早くも幻の宝石になりかけているそうです。
トルマリンはストレス解消にも効果的?
パライバトルマリンは非常に貴重な石なので効果ですが、他の色はは比較的お手頃価格で購入できます。
色も豊富で白、ピンク、グリーン、褐色、バイカラーのものなどたくさん。お好きな色も見つかりやすい石とも言えます。
トルマリンは10月の誕生石なので、10月生まれの方は1つ持っていても良いかもしれません。石としては、マイナスイオン効果でストレス解消になるそうです。
たまに原石をお風呂に入れて「トルマリン風呂」を提供している銭湯もありますね。
原石はAmazonで1500円くらいで売っていました。
このように身近な石ですが、きちんと宝石となれば美しい色にもなるトルマリン。
疲れた時は原石をお風呂に入れたり、アクセサリーとしてはお好きな色を探して身につけたり、いろいろな使い方ができそうですね。