11月に大人気の質屋マンガ『七つ屋志のぶの宝石匣』が発売になりました!
まだ手元には到着はしていませんが、とっても楽しみです。
七つ屋志のぶの宝石匣(2) (KC KISS) | 二ノ宮 知子 | 本 | Amazon.co.jp
さて、質屋マンガは『七つ屋志のぶの宝石匣』ですが、その他にも質屋ではお馴染みの宝石関連の小説がありました。
小説から実用本など質屋周辺の情報が面白く読める本をご紹介します。
1・宝石商リチャード氏の謎鑑定
あらすじはこんな感じ。
結構なファンタジーですが、ヒューマンもののようなので読みやすそうです。
美しき宝石商が解き明かす、人の心のミステリー。
公務員志望の堅実な大学生・中田正義は、酔っ払いに絡まれていた美貌の外国人・リチャードを助ける。彼は国内外に数多の顧客をもち、スーツケースで飛び回る敏腕宝石商だった。
誰にも言えないいわくつきの指輪を隠し持っていた正義は、リチャードに鑑定依頼することに。
祖母が死ぬまで大事にしていたその指輪にこめられた秘密とは・・・?
――ピンク・サファイア、ルビー、アメシスト、そしてダイヤモンド…。
顧客たちの心の曇りを晴らし、輝きで満たす、4つの連作短編集。
宝石商リチャード氏の謎鑑定 (集英社オレンジ文庫) | 辻村 七子, 雪広 うたこ | 本 | Amazon.co.jp
2・美しい鉱物―レアメタルから宝石まで鉱物の基本がわかる! (学研の図鑑)
こちらはマンガではありませんが、宝石を鉱物として鑑賞してみるときにおすすめの本。
値段も500円位ですし、製品化する前の鉱物としての美しい姿を鑑賞してみるのも楽しそうですね。
美しい鉱物―レアメタルから宝石まで鉱物の基本がわかる! (学研の図鑑) | 松原 聰 | 本 | Amazon.co.jp
美しい鉱物―レアメタルから宝石まで鉱物の基本がわかる! (学研の図鑑) ...
3・儲けの極意はすべて「質屋」に詰まっている
こちらはビジネス本。
テッパンのビジネスモデルはなんなのかを模索している傾向にありますが、
あえて鎌倉時代から続く質屋のビジネスモデルに学んでみようという本。
紹介文は以下です。
ここに、ひとつの事実があります。
それは、一般のビジネスパーソンが知りたい「数字の知識」は、いわゆる「会計数字の知識」とはズレているということです。
ビジネスパーソンに必要なのは、会社や商売の全体像や業績をとらえ、目指すべき方向に導く“案内役”となる数字です。
簿記や会計に関する知識は、最低限でよいのです。
本書では、ビジネスパーソンに必要な“案内役”である数字、「儲け」の仕組みにスポットライトを当てます。
事例としてとりあげるのは、鎌倉時代から700年、つぶれることなく続く“最強のビジネスモデル”である「質屋」。
質屋を母体とした「質屋ビジネス」は、景気に左右されることなく、今なお進化を続けています。
このビジネスモデルを追いながら、読者のみなさんにビジネスで勝つための「数字」のセンスを磨いていただくのが本書の目的です。
本書を読み終わるころには、経営の全体像を見渡すために必要な数字のイメージが身につきます。
個人的にはこれは買ってみようと思います。
儲けるというこが難しく思ってしまうのは、仕組みを難しく考えすぎているのかもしれないということに気がつけそうですね。
儲けの極意はすべて「質屋」に詰まっている | 新井 健一 | 本 | Amazon.co.jp
質屋そのものではなくとも、質屋を題材としていろいろと広がりのある世界を見ることができそうな本をピックアップしてみました。
年末年始、時間があるときの読書のお供の参考になれば幸いです。