着物・呉服の高額査定・鑑定のポイント |取り扱い品目

着物や呉服は最近は需要があまりなく、買取価格も下がっています。しかし、有名作家のものや保存状態がよいと高価買取りにつながる場合もございます。
売る予定がなくても査定は大歓迎です。人間国宝など有名な作家、加賀友禅、京友禅、越後上布などの有名産地のものなどをお持ちの場合は高額査定につながりやすいです。ただ、着物は状態の良し悪しが査定に左右しますので注意が必要です。

質預かり可能なお品

2024年現在、コロナ禍を経て呉服の市場価格は大変下落しており、高額査定を出すことが可能な有名作家の作品以外の質預かりは現在受け付けが難しいです。
高額査定になりやすいのは、加賀友禅作家や人間国宝クラスの作家、有名織元、有名産地かつ製造が最近、しつけ付の未使用品になります。期間で言うと、10年以内の着物は新しいものとして査定されます。

「生地の質」「サイズ」「作家」「産地」「流行の柄かどうか」

着物自体の価値としては、保存状態の他に「生地の質」「サイズ」「作家」「産地」「流行の柄かどうか」などがあります。「生地の質」は原則として「正絹（しょうけん）」でないと高額買取対象にはなりません。絹の重量を示す匁（もんめ）が大きいほど高額査定となります。「作家」は人間国宝の作品はもちろん、工芸会、国画会の有名作家の着物、老舗呉服屋の仕立物なども評価が高いです。「産地」では、加賀友禅、京友禅、越後上布、薩摩絣、丹波布、結城紬なども高評価です。その状態などにもよりますので、一度当店までお持ちください。着物の種類でいえば「訪問着」が高額査定につながります。「振袖」「紬」「留袖」「小紋」「帯」の順になります。

サイズの汎用性

着物はサイズも重要です。小さすぎるものや特殊なサイズの着物は買い手がつきにくいので、買取価格はかなり低くなります。サイズの汎用性があまりなさそうであれば、誰でも着ることができるサイズに仕立て直ししていると価格があがります。

汎用性のあるサイズは身丈：160cm～、裄丈：65cm～となります。
ただし、流行から外れた人気のない色や柄の着物の査定額は一般的に低くなる傾向にあります。

証紙

「証紙」は着物の査定額を左右するのである場合は必ずお持ちください。もし、証紙が見あたらないようであれば、端切れと共に「たとう紙」の中に入っているのでこちらも探してみることをおすすめします。

よくあるご質問

よくあるご質問をまとめました。クリックをすると回答が表示されます。

どの種類の呉服が高く買っていただけますか?: 着物は色目や柄がその時代によって少しずつ変わっています。やはり時代が新しいものが高く買うことが出来ます。

高価な査定を付けてもらうにはどうすればいいですか?: 着物に関しては、置いておくだけでもだんだん状態が悪くなってしまいますし、着物を着る人が少なくなっている関係で、年々相場も下がって来ています。時間が経てば経つほど値段が安くなってしまいますので、なるべく早めにお持ちください。

多少虫食いがあります。買取の対象にはなりませんか?: 正絹の着物であれば虫喰いはないはずなのでウールの着物だと思います。十年前であればウールでも値段がついたのですが、今は全く値段がつかなくなってしまいました。ただ、全ての着物がウールなのかどうかは見て見ないとわかりませんので、宜しければお持ちください。