前回はロジェ・デュブイについてご紹介しましたが、今回は一番定番で値崩れしにくいというROLEX(ロレックス)についてご紹介します。
定価の8割以上で買取した「GMTマスターII」
先月買取をしたロレックスの「GMTマスターII」の青ベゼル。こちらは現在大人気で、入荷待ちのモデルです。「お客様は数年前に購入されて当時の価格で91万円、大進洋行では82万円で買取させていただきました。」と三輪さん。定価の8割以上での買取はかなり珍しいケースなのだそうですよ。
このモデルは、パン・アメリカン航空の国際線パイロットのために開発したもの。異なる場所の時刻を把握できる機能を備えているもので、ロレックス唯一のパイロットウォッチなのです。GMTマスターI は1999年に廃盤しており、モデルチェンジして2007年にGMTマスターⅡが登場。特に鮮やかなカラーリングの2トーンベゼルに人気が集中していて、これが今は入荷待ちになるほど。
定番モデルでも安定の買取価格
続いてもう1つ。こちらは10年前に購入したという「デイトジャスト」というモデル。ロレックスのスタンダードモデルで最も所有率が高いモデルとも言えます。定番中の定番モデルで人気もあるので、60万円で買取をいたしました。当時の定価は約80万円でしたので、こちらもかなり高い買取価格になったのではないかと思います。
しかも今はこのモデル、定価で買うと100万円くらいになっています。このように、昔買ったものの価値が上がっているものを持っている場合は、そのあたりも考慮して買取価格に反映させてもらえるそうですよ。
値崩れしにくいというのは、言い換えると「常に人気があるもの」ということ。ロレックスはいつの時代も人気があるので、値崩れしにくい時計という意味になります。もし何か高級な時計を買うなら、ロレックスはおすすめかもしれません。