価格 ¥70,000
みなさんこんにちは!
最近はいつもの10月より寒いように思いますが
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
今年は紅葉が早そうなのでいつ見に行こうか
また手をこまねいて行けないオチになりそうなので
月末には一度香嵐渓に行ってみようかなと思います♪
それともうそろそろ食べないとまた忘れそうです。
栗きんとんと梨。
どちらも良い物は高価でなかなか手が出せません。。。
特に川上屋とすやの栗きんとんなんて
多分毎年食べたいって言いながら
もう8年は食べてないと思います(´;ω;`)
さてなんだか愚痴のようになってきたので(笑)
そろそろ本題に入りましょうかね☆彡
今回紹介させていただく商品は、久々に宝石をやります!
カボションカットのエメラルドの大振りなリングです!
早速ピックアップしてまいりましょう♪
とはいえ↓の関連記事のところを見ていただくと
非常によくわかると思いますが、
エメラルドのことについても
かなり語りつくしてしまいましたので
今回の記事の内容もどうしたものかと
考えているところです(^^;)
そうですね・・・タイトルにもある通り
カボションについて触れてみましょうか。
宝石のカットには大別して2つに分かれます。
カボションカットとファセットカットですね。
ファセットとはfacet、
英語で「面」を意味し、多面体に切り出して
面による光の反射を楽しむためのカットです。
カボションはcabochon、
中世フランス語で「頭」を意味し、その形のように
丸く仕上げ、大きく形を取り
柄や色を楽しむためのカットです。
丸くする理由は不透明な石ならファセットカットを
施してもキラキラを楽しむことが出来ない上
どうしてもファセットカットの方が
切り取る量が多くなりがちですし
カクカクに切る以上角が欠けやすくなりますので
強度的にもサイズ的にもカボションカットの方が
優れていると言えるからです。
それとカッターの趣味もあるかもしれません。
今回のエメラルドはなぜ透明な宝石なのに
カボションなの?と言われますと、
答えはもともと靭性の低い宝石な上
インクルージョンが多く硬度のムラが
発生しやすいからです。
確かにエメラルドはモース硬度は7で
鋼鉄ナイフにも負けませんが、
もう一つ考えなければならないのが靭性です。
硬度がキズの付きにくさ、
靭性は割れにくさを指す言葉で
一概に固い=割れないわけではありません。
現にダイヤモンドは世界3位の固さですが
ハンマーで叩けば割れます。
それは靭性が高くないからです。
このエメラルドは見ていただくと
中が澄み切っているわけではなく
とてもムラに見えると思います。
これはすべてインクルージョン(内包物)で
不純物が沢山入っています。
不純物があるということは
不純物と宝石の境目で
硬度や靭性が変わるということであり、
それらのムラが生じれば
一番弱い箇所に衝撃などの力が
集まりやすく割れやすくなります。
かつこれほどインクルージョンが多いと
透明石でもキラキラを楽しむのは
光が透過しないので難しいです。
よってカボションカットを選択したと思われます。
ですので、10ctととても大きなエメラルドですが
こういった要因がありましてこの査定額になりました。
エメラルドはとても難しいですね。
加工する方も買う方もインクルージョンとの
闘いだと思います。勿論色の美しさこそ
最大の高額になる要因ですが
インクルージョンが当たり前に多い石だからこそ
少ない物は非常に高いです。
当店では宝石/ジュエリーの査定大歓迎です!
特に当店には米国宝石鑑定士(GIA.G.G)が
2名も在籍している全国的に見ても珍しい質屋です!
なので宝石の査定は得意中の得意と言えます☆彡
質屋なのでもちろん質預かりもできますので
例えばダイヤモンド、
ルビー、サファイヤ、エメラルドなど
高額な宝石も、そうでない半貴石系もなんでも!
当店までお持ちください!
お客様のご来店を心よりお待ちしております。
大進洋行 株式会社 大曽根店
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