漫画雑誌「KISS」で連載中の『七つ屋 志のぶの宝石匣(ほうせきばこ)』。4月号で取り上げられていたのは、誕生石がテーマになっていました。
月ごとに誕生石が決まっているのですが、漫画では3月生まれアクアマリンがテーマだったので、アクアマリンについて調べてみました。
マダガスカル産でも「サンタマリア・アフリカーナ」と呼ばれる理由
アクアマリンの中でも色の濃い石は「サンタマリア・アフリカーナ」というもので最高品質のアクアマリンと言われています。
これは、ブラジルのミナス・ジェライス州にあるサンタ・マリア・デ・イタビラという鉱山から産出された石のことで、青が強く出ているのが特徴です。
現在、この鉱山は閉鎖されていますが、アフリカのモザンビークやマダガスカルで同じような色のものが産出されているので、モザンビークやマダガスカル産のアクアマリンも「サンタマリア・アフリカーナ」と称されて、珍重されているのだとか。
ちなみに日本でも少数ながら産出されているようです。
アクアマリンは結婚を控えている人のプレゼントにおすすめ
こうした誕生石には意味があるのも特徴です。
アクアマリンは、海のように穏やかに人に接することができると言われ、コミュニケーション力が上がると言われています。さらには『幸せな結婚』を象徴し、子宝に恵まれるという意味があるので、結婚を控えている方へのプレゼントにもお勧めです。
女性のキーワードが多い石ですが、男性としても嬉しい意味もあります。それは「富」や「成功」の象徴でもあるようです。漁夫たちの無事や大漁を祈願される石だったことから、こうした経済的に満たされるという意味もあるようです。
さまざまな意味がありますが、淡くてキレイな青やグリーンに惹かれる方も多いはず。見かけたら一度手にとって眺めてみるのも面白いかもしれませんね。