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鑑定士日記


みなさん、大変ご無沙汰しております。
前回のルイヴィトンの真贋
ブログの反響が非常に良かったので
ずっと前からまた真贋の見分けブログを
やろう、やろうと思いながら気が付けば
早2年が過ぎてしまいました(-_-;)

今度は絶対(割と)定期的に作っていこうと
思いますのでよろしくお願いします<(_ _)>

さて、本題に入らせていただきます!
今回は世界中の憧れを集める伝説のバッグ
『エルメス』の『バーキン』の真贋について
詳しく解説していこうと思います!

タイトルの画像を見て頂いてどちらが本物か
お判りになるでしょうか?
答えは↓にスクロールをお願いします。






右のバッグにツイリー(エルメスのリボン)
が付いてるので右かな?と思う方も多いと
思いますがなんと!左が本物です!
もう全然見分けがつきませんね。。。

順番に解説していきます!
詳しく解説しますのでかなり長くなりますが
是非最後までお付き合いの程よろしくお願いします。

カギ


まずは本体に入る前に細かいところから
見ていくことにします。

という事でカギを見ますが、見比べてみると
そもそものデザイン自体が違います!
少なくともカギはエルメスのものでないと
判断をしても良さそうです。

ただエルメスのバッグを見慣れていたり
持っている方でなければ通常気付かないので
油断は禁物ですね!

カデナ(南京錠)


カギをピックアップしましたので次はカデナです。
『HERMES』という刻印もありますし、
一見問題なさそうに見えますが、
よく見るとカデナに対して真っすぐ
彫られていません。斜めになってます。

あと謎の丸い穴も空いています。
パッと見なら特に注意が必要そうでなくても
必ずルーペなどを使って確認させて頂いてますが
こういう例を見逃さないためにしています。

クローシュ(又はクロシェット、カギカバーとヒモ部の事)


カギが格納されているクローシュと呼ばれる
ハンドルに着けている言わばカギカバーです。

これも全く問題なさそうに見えますが
『念引き』と呼ばれる工程を施工していないため
本物の方には縁取りのように圧し跡の線が
ありますが偽物にはありません。
それと二重縫いが本物は下から折り返して
3回に対し偽物は1回のみです。

ただし個体によっては念引きの線が
薄すぎて視認が困難な物、
二重縫い部が2回の物も確認していますので
こういった傾向=偽物と断定することは
難しいです。

ですのでこの時点では本体も怪しいかも?
くらいの認識でいる方がいいと思います。

カデナホック


この部分の正式名称を私は知らないため
カデナを付けてベルトを留めるパーツなので
便宜上カデナホックと呼ばせてください。

これも偽物のみを見てみた場合
おかしいと思うことはほぼ無いと思います。
それくらい良く雰囲気が出ています。

しかしそもそもバックプレートのサイズが
本物に比べ少し小さく、それを留めるビス4つも
大きすぎ、カデナを通す〇部分の側面が
本物は鏡面仕上(ミラー状)に対しガサガサ気味でした。

ベルトホルダー


この部分も呼び名がわかりませんので
ベルトを通す金具パーツである以上
仮名称としてベルトホルダーと呼びます。

普通こんなところまで誰も見ないと思っているのか
ここは気が緩んだ造りになっていました。

矢印の差している部分が偽物はガサガサ、
本物は顔が映るくらいピカピカに磨かれています。
それと直角性も非常によろしくないです。

ベルト裏


大事な中身を守るためカバンに封をする
ベルトの裏ですが、ビスが大きすぎます。

ちなみに表面のプレートには
「HERMES-PARIS」と刻印がありますが
本物はシャープに深くはっきり彫られて
偽物は浅く薄めの型押しでした。
とは言えシャープな印象ではあるので
これも油断すると見逃しかねません。

プレートの撮影を忘れていて画像を
用意できませんでした。
説明だけになってしまいゴメンナサイ。。。

ファスナーつまみ


ファスナーのつまみもよく見ると
本物はシャープな印象に対し
偽物は薄く太くぼやけ気味です。
うまい事ピントが合わなくて
ボケ気味の画像になってしまいましたが
雰囲気はなんとか把握出来るでしょうか?

それと通常エルメスのファスナーつまみは
よっぽど摩耗が激しいなどの理由がなければ
横に向かないのも見分けるポイントとしても
いいと思います。

エルメスロゴ


いつもカバーの裏に隠れているけれど
通常使用の場合カバーを使わないのが多数派なので
よく露出している顔とも呼べるエルメスロゴ!

こういった型押し加工の牛側は
表面がデコボコしていますので
エルメス本家といえど僅かながら
書体のかすれなど無くはないですが
偽物はかなり悪く全体的に
かすれもそうですが滲みが多く
特に赤線部のCE部分は潰れてしまい
解読が難しいほどです。

ロゴのフォントは結構種類があるので
一概にロゴが見慣れないもの=偽物
という判断はせず、精度良く刻印が
なされているかを重点的に見ています。

カバー


これも正式名称がわからないので
カバーと呼ばせていただきます。

とても丁寧に縫製が施されていて
問題がなさそうに見えますが
クローシュの件で触れた『念引き』が
偽物の方には見受けられません。

持ち手の根元


最後に持ち手の根元を見てみましょう。

綺麗に縫われていますし
真ん中上から3つまでの二重縫いも
施工されていますので
正直ここのみで真贋の判定は難しいと思います。

強いて言えば偽物の方は真ん中の7本の
縫いがまっすぐ真下の三角の頂点に
向かっていないようにも見えますが
ハンドメイドである以上これくらいなら
充分に誤差の範囲に収まっていると思います。

まとめ

以上が解説となります。
実際に私も商品を見てこの記事を書いていますが
偽物を判断するまで結構時間がかかりました。

ここ最近の偽物は一部でスーパーコピーと呼ばれ
私たちプロを欺くために作られていると
言っていいほど精巧な出来上がりになっています。

今回は概ね金具パーツの出来で判断をしていますが
逆に言えば金具パーツ以外の本体の革質や縫製などでは
判断が非常に難しいほどのクオリティでした。

素材が使いこんだトリヨンクレマンスなら
この風合いも有り得ますし
念引きももしかしたら極端に薄いだけかも、
金具もエルメス以外でリペア交換したかも、
という考察も無くはないので
真贋の判定は困難を極めます!

そういったレベルのコピーが出回っている
現代においてこの記事が少しでも
お役に立ちましたら非常に光栄です。

では、いつになるかは分かりませんが
出来るだけ早めに次回を挙げますので
また真贋のブログをよろしくお願いしますm(_ _)m

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